経営事項審査|一人別源泉徴収簿【何を確認されるのか】

query_builder 2021/08/09
blog:経営事項審査(経審)
源泉徴収簿
目次
1.一人別源泉徴収簿とは
2.確認の対象者になる人
3.確認の目的(常勤性の確認・名義貸し)
4.名義貸しじゃないんです。



1.一人別源泉徴収簿とは


一人別源泉徴収簿とは、従業員一人一人に源泉徴収を作成するために作成する帳簿(元帳)のことです。国税庁提供のフォーマットを使用して作成するのが一般的です。


この「一人別源泉徴収簿」も、経審での確認資料になります。



2.確認の対象になる人


茨城県(令和3年度上半期版)では、以下に該当する方が確認の対象になります。

該当する方の基準決算分の一人別源泉徴収簿を提示します。

※初回の経審では前期分も提示します。


・経営業務管理責任者

・専任技術者

・技術職員名簿に記載されている技術者

・公認会計士

・登録経理試験の合格者



3.確認の目的(常勤性の確認・名義貸し)


確認の主な目的は「常勤性」の確認です。


常勤性の確認は、標準報酬決定通知書や健康保険証などでもできます。

しかし、一人別源泉徴収簿を見ると、支払われている給料が少ない、ほとんど出勤していない、そのような勤務実態までわかります。


場合によっては、


“この人は常勤ではないな” “名義貸しでは?”


そんな疑義が生じてしまいます。



4.名義貸しじゃないんです。


以前、専任技術者さんの給料が極端に低かったため、名義貸しを疑われたことがあります。


指摘されるのは覚悟していましたが、名義貸しの事実はなく、給料を低く抑えて頑張ってくれていただけでした。


会社立ち上げ直後ということもあり、損得抜きで尽力してくれていたのですが、それを社長さんと一緒に説明し、なんとか理解して頂けました。


審査担当者の方の御寛恕に感謝いたします。


“この説明、来年は通用しないな”という私の心配をよそに、経営は軌道に乗り、翌年の経審は無事に終えることができています。




経営事項審査|一人別源泉徴収簿|金田一行政書士事務所


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