建設業許可|施工管理技士試験の制度変更

query_builder 2021/09/14
blog:建設業許可
いらすとや 試験会場

令和3年度より、国家資格である施工管理技士の試験制度が変わりました。


試験についての詳細は各指定機関のホームページをご覧頂くとして、このたび創設された「技士の資格を中心に解説していきます。


施行管理技士試験は、国土交通大臣に指定された試験機関のみが実施できます。類似の団体・試験にはご注意ください。参照国土交通省HP「技術検定試験について」


目次
1.試験制度の変更内容
 ① 学科試験と実地試験を1次検定と2検定に再編
 ②「技士補」の資格を創設

2.技士補になるとできること
 ① 1級技士補
 ② 2級技士補



1.試験制度の変更内容


①学科試験と実地試験を1次検定と2次検定に再編


従来の検定では、学科試験と実地試験の双方に合格することで「○○施行管理技士」の称号が付与されていました。


これが1次検定と2次検定に再編成され、1次検定(旧:学科試験)の合格が単なる通過点ではなく、特別な意味を持つことになりました。それが「技士補」です。


②「技士補」の資格を創設


技士補は、単に2次検定に受からなかったという意味ではなく、ひとつの資格です。詳細は以下で解説しますが、1級技士補になると「監理技術者補佐」として施工管理において特別な役割を担うことができます。


また、生涯有効な資格なので、期間・回数を問わず、次回は2次検定から挑戦できます。


なお、1級試験の場合、受験するには所定の実務経験期間が必要でしたが、2級の資格保有者であれば1次検定はこの期間を待たずに受験できるようになりました。実務経験がまだない若手の方でも、監理技術者補佐として現場の最前線に行くことができます。



2.技士補の役割


① 1級技士補の役割


1級技士補の有資格者が「監理技術者補佐」として現場に専任することで、監理技術者の現場専任を解くことができます。


これにより監理技術者の動ける範囲が広がりますので、人材を有効に活用するための重要なサポート役を務めることになります。

監理技術者の専任緩和については⇒blog:監理技術者の専任が緩和される条件


② 2級技士補の役割


2級技士補の場合、残念ながら特別な役割を担うことは想定されていません。


しかし、2級の1次検定は、17歳以上であれば誰でも受験できますので、新卒採用・転職市場においてのアピール要素、または必須条件となる可能性があります。


これまでは学科試験・実地試験の双方に受かる必要がありましたが、1次検定(旧:学科試験)のみの合格でも資格保有者になることができるので、受験率のアップ、モチベーションの向上の効果が期待されています。




建設業許可|施工管理技士試験の制度変更|金田一行政書士事務所

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